久々に届いた“ネックレス大復活”のニュース。ふだんの装いを格上げしてくれるハイブランドの名品ネックレスを、スタイリストの伊藤美佐季さんが教えてくれました。まっ先に注目したいシャネルからは、カメリア コレクションのロングネックレスを。
CHANEL《シャネル》
「カメリア コレクション」のピンクゴールドのロングネックレスは、両端のクリップ状のカメリアモチーフを操作することで、何通りものつけ方ができるユニークなピース。「かつてマドモアゼルが自由にカメリアの花をまとったように、その日の気分やスタイルに合わせて、チョーカーのように短めのシルエットでつけることもできます。あえてアシンメトリーにつけるのも新鮮です」と伊藤さん。
ネックレス「カメリア コレクション」(PG×D)¥1,940,000・ピアス「カメリア コレクション」(PG×D)¥595,000・ニット(参考商品)/シャネル
実は私、これまでネックレスはほぼつけませんでした。喜平チェーンのネックレスはワイルドな男性がつける印象があったし、繊細なプチネックレスは若いころほど似合わなくなったと避けていました。そんな私がネックレスに再注目したきっかけは、周囲の若い世代のおしゃれな人たちのコーディネート。そのファッショナブルなネックレス使いに心を奪われ、改めて見直してみると、ストリート系のブランドだけではなく、パリ・ミラノコレクションのランウェイにも素敵なネックレスをいくつも発見。俄然、自分でもつけてみたくなり、シンプルなタートルに短めのチェーンネックレスをつけてみたら、「今日はすごく元気そう」とあちこちでいわれたんです。顔に近いネックレスは、その人の表情にも影響するもの。旬のネックレス使いはポジティブな印象をプラスしてくれます。このネックレスのトレンド、表情がくすみがちな大人こそ、取り入れるべきだと思います。
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